最後に、結婚指輪が持つ意味を説明します。結婚指輪の交換は古代ローマからはじまっています。この指輪交換には、約束事を守るという意味が込められています。また、指輪がリング状になっているのは永遠の絆や愛情という意味が込められているためです。指輪には災いを防ぎ、幸せを呼ぶという意味もあります。古くから指輪には魔除けの効果があると考えられてきました。幸せを呼ぶという意味では、人生の節目に身に着けるなどの習慣が世界各地にあります。

また、結婚指輪を左手の薬指にはめることは、お互いの心をつなぐという意味があります。古代ギリシャでは、人間の感情を表す心臓は左手の薬指につながっていると考えられていたためです。古代エジプトでも、左手の薬指の静脈は、愛の血管といわれていて、心臓につながっていると考えられていました。

その他にも、指輪をはめる手や指にはそれぞれ違う意味があります。右親指には指導力など、左親指には信念を貫くなど、右人差し指には集中力アップなど、左人差し指には積極的な行動など、右中指には行動力アップなど、左中指には直感力アップなど、右薬指には恋愛成就など、左薬指には願いの実現など、右小指には魅力の発揮など、左小指には心願成就などの意味が込められています。

結婚指輪は長く使うものなので、どうしても傷がついてしまいます。ミル打ちしたものなら、傷があまり目立ちません。かえって、その傷が魅力の一つになります。そのため、修理をしなくても使い続けることができます。逆に、短所としては、一度出来上がるとサイズやデザインの変更ができなくなることが挙げられます。その場合は、内側部分を削って、サイズを大きくしたり、指輪の一部を切り落としてから、金属加工を加えたりするしかありません。ミル打ちのサイズを修正したいのなら、あらかじめ店とアフターサービスやサイズ直しについて相談する必要があります。店によってサイズの修正ができないところもあるためです。

また、ミル打ちは小さいでこぼこが続いているデザインなので、汚れが詰まってしまうこともあります。そのため、日頃のお手入れが重要になります。その方法は、ジュエルクリーナーを使ってから、柔らかめの布で拭き取り、念入りにすすぐことです。定期的に洗浄することで、汚れが付きにくくなります。また、定期的に店でクリーニングしてもらうことも有効です。また、汚れがつくことが気になるなら、家事やメイクなどの汚れが付きやすい時は指輪を外しておくことも重要です。

古代ヨーロッパから伝わる装飾技法の一つであるミル打ちは、さまざまな意味や魅力を持っています。ミルグレインともいって、指輪のラインに小さな丸を連続で打ち込んだデザインです。ミルグレインはラテン語で千の粒という意味を持っていて、千には、子宝、永遠、長寿、幸福などの日本人の好きな縁起のいい意味が込められています。こうすることで、指輪に繊細かつ豪華な印象を持たせることができます。なぜなら、丸い粒が小さく輝くからです。粒の大きさや配置を調整すれば、自分だけのデザインにすることもできます。また、ねじれを入れたり、黒ダイヤを使ったりするアレンジもあります

模様はローラーで打ち付けたり、型に流し込んだりすることで付けられますが、この方法だと、浅めに打ち付けているので、ミル打ちしたところが取れたり、目に汚れが詰まったりします。均等で美しい仕上がりにしたいのなら、職人の手による一粒ごとの打ち込みによって実現することができます。粒の幅が揃っていて、それぞれの光がしっかりと反射しているものを選ぶことが重要なので、技術力の高い職人がいる店を選ぶことが重要です。逆に、粒の大きさも光の大きさもまばらになっているものは、指輪の美しさを無くしてしまいます。

最初に、婚約指輪と結婚指輪の持つそれぞれの意味を説明します。婚約指輪はエンゲージリングともいって、愛の誓いという意味が込められています。結婚を約束したカップルで、男性から女性に贈る指輪のことです。プロポーズの時に渡すのが一般的ですが、最近では、女性の好みに合わせたものにするためにプロポーズ後に指輪を選ぶパターンもあるようです。また、ダイヤモンドや真珠、誕生石などの宝石が付いていて、華やかなデザインになっています。価格は20万円から40万円が相場です。

それに対して、結婚指輪はペアリングやマリッジリングともいって、結婚の証という意味が込められています。結婚式の時に、カップルが交換する指輪のことです。結婚後は指輪をはめたまま生活するのが一般的で、自分は結婚していますということを、周りに知らせるという役目もあります。また、ゴールドやプラチナなどの変質しにくい素材でできた、シンプルで控えめなデザインになっています。価格は、ペアの場合で10万円から30万円くらいの指輪を選ぶ人が多いです。ちなみに、結婚指輪の始まりは9世紀のローマと言われており、日本で広まったのは戦後になってからのようです。

結婚指輪は結婚式が終わった後に、婚約指輪をはめている薬指の上にはめます。そのことを考えると婚約指輪は派手にして、結婚指輪のタイプはシンプルにするとバランスが良いという結論になります。当サイトでは、シンプルだけど、特徴的なデザインにしたいという方のためにミル打ちを紹介します。